節約しながら家族が満足の葬儀を
2018年06月21日
現代の葬儀は専門の会館で行われることが多いのですが、以前は自宅で行う自宅葬が取り入れられていました。現代の家に比べて、自宅で冠婚葬祭が行えやすい事や、その他にも様々なメリットがある為に多くの家庭が行っていました。
メリットは、故人や家族の「住み慣れた自宅で最期の時を過ごしたい」という希望が叶えられることです。長い間入院していた方でも、せめて最後は自宅に帰りたい、連れて帰ってあげたいと考えます。その様な家庭では、現代でも自宅葬を取り入れると良いでしょう。
専用の会館などを利用しなくても良いので、会館の使用料がかからずに葬儀全体の費用を抑えることも可能です。参列者の移動に使用するバスの費用なども掛からず、多くの場面で節約ができます。会館にもよりますが数万円から数十万円もの金額が抑えられ、残された家族の負担が軽減されます。
また、家族は会館までの移動を行わなくて済むので、葬儀の準備がスムーズに進められることもメリットです。そして自宅であれば合間にちょこちょこ休憩が取れるので、身体的な疲労も軽減できます。自宅には祭壇が準備できる広さや、料理などを配列できる部屋が必要です。また普段よりも多くの人が出入りするので、駐車場の確保や近隣の方への配慮も必要です。それらを踏まえて故人や家族が満足できる自宅葬を行いましょう。