葬式というと僧侶の読経という印象があるでしょう。故人が迷わず旅立つことが出来るように、導くという役割があるそうです。宗教的な考えが含まれているので、絶対に行なわなければいけないということではありません。
遺族が納得できる形で見送ればよいでしょう。どうしてもこういう見送りにしなければいけない、というきまりはありません。病気で余命宣告された場合、悲観をする人もいますが、自分の葬式の準備を行う人もいます。こういう風にして欲しいと伝える人もいるので、出来るだけその希望に沿うような葬儀にするとよいでしょう。
必ずしも読経はなければいけないものではありませんが、特に希望がなければ、僧侶に依頼をするのもよいです。出棺の際にお経を唱えるということもありますが、そこで故人が好きだった音楽を流すなど工夫をすることもできます。
好きな音楽であれば、悲しみも少しは癒えるということがあります。どんな音楽が好きだったのか、ということも知っておくとよいでしょう。もしも故人の好みが分からないということであれば、遺族の好みの音楽でも構わないでしょう。
遺族が好きな音楽を聴いてもらって、最期のお別れをするというのも十分素敵なお別れになります。