葬儀を行う場合に気を付けることの1つは、カレンダーをよく見て確認をすることです。日本人の多くは少なくても形式的には仏教なので、それに従ってのお葬式のスタイルとなります。仏教のお葬式では友引の日に告別式をしてはならないという言い伝えがあります。
この日に告別式をすると故人があちらの世界へその人のお友達とか家族などを引き寄せてしまうとされています。そんなわけでカレンダーをよく見て確認することが重要になります。そのカレンダーには大安とか仏滅などがありますが、友引以外はお葬式とは一切関係ありません。
友引は曜日とは関係なく6日に1回程度周回してきます。ちなみに友引以外の5つは大安と仏滅と先負と先勝と赤口です。しかし突発的にその規則性が崩れるときが1か月に1回くらいやってくるので、次はいつ友引なのかがわかりにくくなってしまいます。
だから常にカレンダーで確認をすることが欠かせません。この友引の日は火葬場もそれに合わせて休業してしまいます。この休業日に火葬炉などのメンテナンスを行っています。だから言い伝えなんか信じていないと強引に行おうとしても火葬場へ行くこともできなくなってしまいます。
なお友引の日は何もできないわけではなく、お通夜や枕経や法要などは行うことができます。